フィアンセビザ面接からアメリカ渡航までの流れ | K1ビザ

面接当日にある書類を忘れて、大使館に入れないところだったという話が前回の記事の最後でしたが、この記事では大使館でのフィアンセビザ 面接からアメリカに到着するまでの流れを説明します。前回の記事をまだ読んでいない方はこちらからぜひ読んでみてください。特に大使館前での失敗談は参考になるはずです!今回の記事では、飛行機を予約する時に気をつけなくてはならないことに注目して読んでみてください。

在日米国大使館でのフィアンセビザ面接

大使館前で警備員に身分証と荷物検査を行ってもらったあと、大使館に入ります。大使館内では受付の人がもう一度パスポートを確認し、面接のための指示紙と書類提出用のファイルを渡してくれます。機械があるので順番待ちの番号を取り、席で自分の番号が呼ばれるのを待ちます。

自分の番号が呼ばれるのは3回で1回目は必要書類の提出、2回目は指紋採集、3回目はビザ面接でした。1回目と2回目は日本語での対応なので、英語が苦手な方は安心して下さい。(ビザ面接は全て英語でした。)面接は約10分程度のように感じましたが、面接官によって多少の誤差があると思います。僕が面接で聞かれた質問は以下のような質問でした。

  • When did you meet your fiancé?(婚約者との出会いはいつですか?)
  • How long have you known before dating?(実際に交際する前にどのくらい前から彼女を知っていましたか?)
  • How did you propose to her?(プロポーズはどんな感じでしたか?)
  • How many times did you meet her in person before?(何回彼女に会いました?)
  • How long did you stay in person?(アメリカではどのくらい一緒にいましたか?)

全ての質問が終わったら、面接官から「ビザは承認されました、約10日後に配達されます。」と言われました。これで念願のフィアンセビザの取得ができました。

パスポートの受け取り

面接の数日後、CGI Federal Delivery Service Centerから「パスポートを受け取る日の予約をしてください」というメールが届きます。このメールに返信して、受け取り可能な日時を3つ伝えればいいです。月・水・金の午前9時30分から午前11時30分までしか営業していないので注意が必要です。更に、「2週間以内にパスポートを受け取ることができない場合、パスポートは自動的に大使館に送り返されますので、このメールを受け取ったらすぐに予約を入れてください」とメールに記載されていました。

パスポートを受け取る際に必要な持ち物

  1. 運転免許証、個人番号カード、外国人登録証など、顔写真付きの有効な身分証明書 
  2. CGI Federal Delivery Service Centerからのメールをコピーした紙

最寄り駅は四谷三丁目駅で、徒歩2分程でCGI Federal Delivery Centerまで行くことができます。場所はオフィスビルの4階にあり、少しわかりにくいかもしれません。4階に着くと、ドアがありますので、インターホンを押して職員の指示に従えば大丈夫です。名前、予約時間、有効なID、確認メールの印刷したものを持って来たと聞かれ、全ての確認が取れ次第パスポート とオレンジ色の封筒を渡されます。オレンジ色の封筒は開封厳禁で、アメリカの入国管理局の職員に渡します。

アメリカ行きの航空券の予約

アメリカへの航空券は、季節により値段が大きく変わるかと思います。今回はアメリカ行きの片道航空券だけを買えば良いのですが、片道航空券の方が往復航空券よりも高額になることもあります。(なぜだか理由はわかりません。)ですので、日本に戻ってこない場合でも、片道と往復券の両方をチェックすることをお勧めします。私がアメリカへの航空券を予約したときは、コロナウイルスの影響で航空券の値段が非常に高くなっていたのでマイルを使いました。

もし、アメリカ国内でトランジットをしないという行けない方は飛行機の乗り換え時間がどのくらいあるのかをしっかり確認しましょう。後ほどでも説明しますが、アメリカの入国審査は日本と違い、時間がめっちゃかかります。(僕は1時間以上の間列で自分の順番を待った経験が過去にあります。)その時のタイミングにもよりますが、乗り換え時間が1〜1.5時間程だと厳しいと思います。

婚約者の元へ、日本からアメリカに出国

現在アメリカに入国する際には、出国前72時間以内に受けたコロナウイルスの陰性結果を証明する必要があります。もちろん英語記載での証明書が必要になりますので、詳しくは米国大使館の公式ホームページをご確認ください。僕のフライトでは、コロナの状況が悪くなっていた時だったので、乗客よりも乗務員の方が多いというありえない状況でした。

アメリカに上陸したら、観光ビザやその他のビザで渡米する時と同じように、入国管理局に向い、在日アメリカ大使館から受け取ったオレンジの封筒を入国管理局に渡します。職員が封筒を開けて、書類のチェックをし始めるので、こちらの部屋で待機してくださいと誘導されます。その部屋では他の人が20人程待っており、約20~30分後に自分の名前が呼ばれてその部屋を出ることができました。

ここで先ほどの注意点ですが、入国審査の列で待った時間と部屋で待機した時間を足すと約1時間程の待ち時間になってしまいます。もちろん個人差もあると思いますが、トランジットの時間が2時間未満だと少し心配ですね。ちなみに、僕の乗り換え時間は1時間50分だったので、ギリギリでした。馴染みがある空港だったので、テキパキ歩くことができましたが、初めての空港だったら乗り換えの飛行機に乗れなかったかもしれません。みなさんもトランジットの時間には注意してください。

これで無事アメリカに入国でき、パートナーと再会することができました。しかし、アメリカ到着後もまだまだやらなくてはいけない手続きが山ほどあります。到着後90日以内に結婚届を提出する、労働許可、グリーンカードなどの申請手続きをすることです。これらの手続きについても随時更新して行くので、ぜひ僕たちのインスタグラムのフォローをよろしくお願いします。もし質問があればインスタグラムのDMにてお願いします!

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